休日を見るときのポイント
希望する職場の年間休日を事前に知ることは、忘れてはならないポイントの一つと言える。十分な休息の確保は、身体と精神の健康維持に不可欠なためだ。また、休日数が多いと家族サービスや趣味にも時間を充てられるため、人生における充実感や幸福感を高めてくれる。したがって、職場を選ぶ際は年間休日について慎重に考え、自分のライフスタイルに合った会社を選ぶことが賢明だ。しかし、一口に休日と言っても、求人票に示されている休日にはさまざまな種類がある。なにがどう違うのかわからない人も多いだろう。
求人票でよく見る休日としては、週休2日制と完全週休2日制がある。そのほか、隔週週休2日制や4週8休も見かけるだろう。週休2日制とは1ヶ月のうちに1回以上、1週間に休みが2日ある働き方のことだ。一方、完全週休2日制とは1回以上ではなく、全ての週で休みが2日とれる働き方となる。週休2日制と完全週休2日制は混同しやすいので注意しよう。そして、隔週週休2日制とは2日休める週と1日休む週を交互に繰り返す働き方のことだ。たとえば、1週・3週・5週は週に休みが2日、2週・4週・6週は週に休みが1日といったように設定される。最後の4週8休とは医療機関や介護施設でよく見かける働き方のことだ。4週のうちに休みを8日とることができ、休みのとり方は職場によって異なる。完全週休2日制や隔週週休2日制に似たようなとり方になるケースも珍しくない。
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